(5)達弥西心のわかりやすい話「時流」

達弥西心のわかりやすい話「時流」

2010年03月

●ムカッとしたらどうすればいい? −時流をのりきる 2005−(64/81) - HMU 達弥西心

この相手の立場に立って考えるということは、しきりに最近MAOするといわれます。

立場に立って考えるというのは、座ったままでは考えられませんからお客さんの側に立って、お客さんの向きになって、自分がお客さんと同じ向きに立って同じ視線をもっていることです。今、自分がこういう話をしようとしているということは、お客さんはその話を聞くということで、それを聞いた時にこのお客さんは何を感じる?どういう風にしようとする?という形で考えるということです。

●ムカッとしたらどうすればいい? −時流をのりきる 2005−(63/81) - HMU 達弥西心

その会長さんが言っているのは、とにかく入り口から入ったらどっちへ動いて、どう回ってレジのところへ行って、お金を払う時にここに何かあったら取っていくということを、お客の立場に立ったら全部分かるということです。実際に自分でお客さんと同じように動いてみれば分かると思います。

●ムカッとしたらどうすればいい? −時流をのりきる 2005−(62/81) - HMU 達弥西心

たとえば店の場合、店の中から外を見て、お客さんというのは外から入ってくるものとして見ています。ところがお客さんの方としたらこの店に入るかどうかというのは、店の外に立って、常にこの店を選ぶかどうかを迷っているのです。ここに決めたという時、ドアを開けるんです。その時にどういう風に扱われると気分がいいか、というのがお客さんの立場です。立場というのは、こちらが座っていたのでは駄目なのです。店の外に出てみて、歩いてみて、そこで感じることをお客さんの立場、お客さんの目になって見ていくと、ここでこういう風に扱われるといいね、ということが分かります。

●ムカッとしたらどうすればいい? −時流をのりきる 2005−(61/81) - HMU 達弥西心

最後、5番目。これに尽きるかもしれません。相手の立場に立って考える

これは聞き古された言葉と思います。大手コンビニチェーンの会長がよく使う言葉ですが「相手の身になって考えろと言われているが、身になってはいけない。立場に立って考えろ」と言っています。これには、とても同感します。

●ムカッとしたらどうすればいい? −時流をのりきる 2005−(60/81) - HMU 達弥西心

みんな同じ土俵に引き上げて、自分より劣っている方を引き上げて、そいつを叩こうと思っているからムカッとするわけで、叩こうと思った相手に逆に叩かれるからそんなはずじゃあなかったとムカッとしているだけのことです。

●ムカッとしたらどうすればいい? −時流をのりきる 2005−(59/81) - HMU 達弥西心

ときどきメッセージで、お前が考えていること誰も分からないよ、理解できないよといわれていました。それで励まされているかもしれません。ということは、自分で励ますというか、ムカッとしない方法というのは、「しょうがないよ、私を分かってくれる人なんていやしないんだから。自分で自分を理解してやるしかないんだ」と常に言い聞かせておくことです。

●ムカッとしたらどうすればいい? −時流をのりきる 2005−(58/81) - HMU 達弥西心

自分が思っている100%を、他人は絶対にやってくれません。やれない、その人たちが普通なんだと思うことです。言い聞かせるのです。これをやっていると、ムカッとしなくなります。しょうがないよね、あれが普通なんだからと。ちょっと私の方が、先に行っているだけとか。優れているからねぇ、ちょっと分からないだろうねぇと自分に言い聞かせるだけです。

●ムカッとしたらどうすればいい? −時流をのりきる 2005−(57/81) - HMU 達弥西心

私はたくさん相談を受けます。たいてい自分の思った通りに動いてくれないというものです。誰もわかってくれないと。私も相談を受けて、あなたの言うことを本当にすべて分かってくれて、その通りに動いてくれる人がいたら、そっちの新しい人の方がいいですよね、と励ます意味で言うかもしれません。。

●ムカッとしたらどうすればいい? −時流をのりきる 2005−(56/81) - HMU 達弥西心

やはりどこかで、自分の思った通りに他人は動いてくれるものと思っているし、それなりの地位をもらうと自分はその通りに人を動かせるものだと思います。もし本当に自分の言う通りにまったく分かってくれていて、その通りに動けるのなら、指揮官はいなくていいわけです。そいつを指揮官にした方がいいのです。そういうことを、あっさり言われました。その社長は私を励ます意味で言ってくれたんだと思いますが。

●ムカッとしたらどうすればいい? −時流をのりきる 2005−(55/81) - HMU 達弥西心

どういうことかと言いますと、私が25歳くらいで支店長をやっていた時、社長も30いくつくらいで若かったのです。私もセールスマンをやっていてそれから支店長になったのですが、モノの売り方というのはこういう風に売るんだというのが自分の中にあるわけです。ところが、それを教えようとするとなかなか伝わらない。それを嘆いて、社長にちょっと愚痴を言ったことがありました。「何度教えても駄目なんですよ、言った通りにやってくれないんです。ほんとに困っている」と言ったら、社長はひと言。「お前も若いけどな、お前のことがすぐに100%分かる若いヤツがいたら、オレはそっちを使う」と言ったのです。「お前は25だけど、たとえば24でお前のことがすべて分かるヤツがいたら、お前の思った通りに動くヤツがいたら、オレはためらうことなくお前じゃなくて24の方を使う」と。それはすごい衝撃でした。それ以来、私はそういうことを言わなくなったのです。
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