（５）達弥西心のわかりやすい話「時流」

まず、「『おかげさま』という気持ちを忘れさせるようにさせる」
ふつうだったら、「『おかげさま』という気持ちを持ちましょう」となりますが、「『おかげさま』という気持ちを忘れさせるようにさせる」なのです。

「○○だから、○○する」というのは、循回りです。当たり前、自然です。
それが逆とは、「○○だから、○○しないように」とか、「○○ならないようにしてください」という形です。

逆というのは、ひねってある。へそ曲がりなのです。
じーっと見極めて、読み時を誤らないようにしてください。

では次に今年（２０１６年）の時流のはたらきです。
今年の時流のはたらきは、五つあります。これが「逆」なのです。

そうすると、うなぎがうらめし屋から出てくる時期は、土用なんだ、土いじりは止めておこうとなればいいかなと思っています。

土用の丑にはうなぎです。うらめし屋では、冬の土用の丑の日にうなぎの蒲焼き弁当を出します。

夏の土用はみんなが言いますが、土用は春にも秋にも冬にもあります。

土用の丑の日にウナギを食べたら夏バテしないと言います。土用は土曜ではありません。

感じにくい人は、やっても構わないと思いますが、できれば暦を見て土用の期間の土いじりは外してください。

土用の期間は、土をいじってはいけません。
土をいじるとは、穴を掘るだけではなく、芝生をはがしたり、庭石を動かしたりも入るようです。