充分に養分を蓄えたいい球根に育てるためには、花が満開になるとすぐ摘まなくてはならないといいます。そうして摘み取られた花弁は、ごく一部だけが煎餅に使われたり染料や香料に利用されるということですが、ほとんどは野積みにして堆肥にされたり、畑一面にまかれたりするのだそうです。富山県西部に位置するチューリップの球根の産地の五月上旬の風物詩だと雑誌で読みました。