（５）達弥西心のわかりやすい話「時流」

天の望む方向ではない場合、いくらボランティア活動といっても立派ではないのです。

与えるということは立派ですが、与えた結果どう導くのかという視点で見た時、その活動が天の望むことではない場合もあると思います。

与える、奉仕するということは、すべて立派なことだと思い込んでしまうけれども、必ずしもそうではないのです。

ボランティア活動というだけで立派な活動だとみんな思ってしまうし、天が望んでいると思ってしまうものです。

「天意に沿っていない」ボランティア活動はしない方がいいです。

「これは納得した。」というものを持つことです。一番いいのは、私としては、このこころ基準の生き方提案、これだけは納得しているということではないかと思います。

ですから、一つでいいから納得すること、それを作っていくことではないかと思います。

「それも一つの人生だよ。」と言うかもしれないけれども、じゃあ何のために生まれてきたの？何のためにこうやって生きてきたの？となると、何も知らない、何も分からない、何も納得しないという状態というのは命の無駄遣いだと思うのです。

知ることもなかった、分かることもなかった、納得することもなかったということです。

生きている間にそういうものを何も持つことができなかったとすれば、生きていたことはまったく無駄であったということになります。